名馬里ヶ淵の伝説 | |
昔 この川下の野々平にすむ伊兵衛の家に1頭のめす馬がいました。 この馬はいつもこの辺へきて淵で遊んでいました。 この淵の主は大蛇でした。 やがて この馬は子馬を生みました。 不思議なことに この子馬は馬小屋の出入口にわたしてある棒の上に寝ていたり、樹の上に登って遊んでいたりしました。 伊兵衛や村人は、この馬は大蛇の子に違いないと驚き淵の中に投げ込んで沈めました。 すると、急に空が暗くなり、烈しい風雨が続き大洪水となり野々平は流されてなくなりました。 それ以来 この淵を名馬里ヶ淵と言われるようになったと伝えられています。 高萩の昔話と伝説より |
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名馬里ヶ淵 | 2004/ |
晩秋の名馬里ヶ淵 | 2007/12/07 |